彼女の中はクレヨン 26 |
終わりです。長々とお付き合いくださってありがとうございます! この後はルーイが医大進学して遠恋したりしつつ清い交際が続いて、医師免許取得したのを機に正式にプロポーズして結婚、という流れになります。そっから先は「君よ、俺で変われ」に続きます。・・・そういやあっちも途中だな。 ギルベルトの真意はよく分からんのですが、例え本田のことが本当に好きだったとしても弟がとにかく最優先の男なのでルーイのためなら恋心ぐらい押さえつけます。同じブラコンはブラコンでもそこが某英国人との違いです。 ちなみに卒業してからはいろんな仕事に就くも器用貧乏が裏目に出て長続きせず、そうこうしてるうちにルーイたちが結婚したので家を出て(同居しようと言われたんですが)、音楽家になったローデリヒさん(エリザベータはその秘書)んちに住み込みで家政婦さんやってます。 ギルはヴェストの幸せを心の底から祝福してるんですが、ルーイはルーイでギルベルトがそういう人だということを理解しているがゆえ、心の奥底に「自分さえいなければ兄さんと菊は相愛だったのでは」という疑念がわだかまっており、事あるごとに悶々してたりして結婚してからもなかなか一線を踏み越えられなかったのはそのせいだったりする。夫婦生活持つようになってからルーイが菊にアレなプレイを要求するのもそういった不安の裏返しかもしれない・・・が単に趣味なだけかもしれない。 ちなみに菊の方はずっとルートヴィッヒさん一筋です。何か悩んでるらしいとは薄々感じてるけど、生真面目な方だから・・・と本人が言い出すまではそっとしておいてそうみたいな、そこらへん年上なので若干余裕がある。 この夫婦も幸せは幸せなんだけど何故かあんまり子供が出来るビジョンは見えないんだよな。でももし子供できたらギルがものすごくマメに面倒見てくれそう。 |
20110427 |