犬も食わない 9
 紳士がお気の毒なままでアレだけど終わり。
 一応3枚ずつの区切りになってるのはあんまり意味無いです。元々続きもので描く気じゃなく他の描いてる途中の手慰みに描いてたやつで、それが単に3枚ずつだったというだけです。


 言い訳しますと、日と米のどつき漫才は(ちょっと度が過ぎた)コミュニケーションです。日は普段は温和なおばあちゃんなんですが、孫みたいな彼氏がしでかすアレコレのおかげで米に対しては沸点低いです。米は米で、放っておくといつまでたっても孫扱いから脱却しなさそうなんで、そんでもっていつまでたっても昔の思い人(=英)を忘れられずにいるばあちゃんにイライラしてるんで、いい加減諦めなよ!とばかりにわざと憧れの人の前で日を煽って自分のステージまで引きずりおろしてます。バカのフリして計算高い孫といつの間にか踊らされてるばあちゃんというマンガでした。

 今回の紳士はヘタレなツンデレなのでなかなか行動には移せないです。もちろんうちの英なんで100年以上前から片思いなんですが、せっかく同盟組んでもあまりに日がキラキラした憧憬の眼差しで見るもんだから、すごい襲っちゃいたかったのを押し殺してかっこつけてたと思われる。
 そんなんだったんで、日はろくに話もしてくれないし目も合わせてくれないから嫌われてるんだろうな・・・と思ってて、そうこうしてるうちにすったもんだで米日になって今に至る。日にとって英は雲の上の人なんで、こうしてたまに会議で顔見られるだけで満足してます。


 震災前に描いてあったやつだったんだけど、今となっては何かいろいろメリにすまない・・・。
20110402