注)

 てい様から頂戴いたしました。学校パラレルで、メガネスザク(生徒)×メガネルルーシュ(先生)のりょうじょく話です。非常に発奮な鬼畜スザクがルルーシュ先生を好き勝手してくれてる素敵話です。本気な内容ですのでその点を御了承の上ご覧ください。





















 夏休み前。進路について主に話し合う二者面談も、あと一人で終わり。
 その最後の一人は、学年でもトップの成績を誇り、部活の剣道では一年のころから数々の大会で優勝してきたような、文武両道の生徒だ。
 父親は現職の首相で、本人も生徒会長を務めているので、リーダーシップだとか人望にも長けている。決して自分から目立ちたがるような性格ではないが、いつのまにかクラスや部活の中心にいるような生徒で、当然教師たちからの信用も厚い。
 ずば抜けて容姿が優れているわけではないが、愛嬌のある笑顔が魅力的で好印象で女生徒にももてる。しかし、家庭環境ゆえか、本人に浮ついた様子はない。控え目な笑顔でごめんね、と断る姿はたびたび校内で目撃されている。
 運動の時以外はかけている、少し太めの黒縁メガネが、優等生、という印象を強めているが、それは外面に限ったことではなくて、事前にとった進路希望のアンケートにも、第一希望から第三希望まで、有名大学が並んでいるし、それに見合うだけの成績もある。
 お前なら大丈夫。このままがんばれよ。
 そう褒めて終わるような、教師としては気を楽にして臨める二者面談。
 しかし、早くスザクの番にならないかと待ちかねていたのは、そんな理由ではない。ようやくスザクの前の生徒を終え、ようやくと安堵しているのに、廊下で待っているスザクを呼ぶルルーシュの声は、重い。
 失礼しますと言って部屋へ入ってきたスザクは、ルルーシュの顔を見るなり、少し鼻で笑ったように見えた。教室ではみせない部類の表情だが、意外さはもうルルーシュにはない。
 指先でメガネのずれを直してから、スザクは時間をかけて席まで来る。
「先生、顔が赤いよ」
「誰の……せいだと……」
 絞り出すような声を平然と流しつつ、スザクは椅子に掛ける。
「その様子だと、言いつけを守ったみたいだね」
 言いつけ、とはよくいうとルルーシュは鼻白む。
 放課後、進路指導が始まる前に連れ込まれたトイレの個室の中で、後孔へと押し入れられた小さなローターは、今もルルーシュの体内で蠢いている。
「あんなの挿入たまま、どんな顔して、生徒と二人きりで、この密室で、進路指導していたの?」
 淫乱教師、と茶化されて、ルルーシュの顔の赤みに怒りが加わる。
 勝手にとったら承知しないと耳元で凄んだのは時分だろうと声を上げたいのを抑えて、ルルーシュは唇を噛む。居丈高に言ってもしょうがない。
「頼むから、もう……」
 うっすらとした笑みを口元に張り付かせたまま、どうしようかな、と焦らすスザク。
「どうして、こんなことをするんだ  
「どうして……? 決まっているじゃないか  楽しいからだよ」
 なんでそんなことを聞かれるのか分からないというようにキョトンとしたスザクは、あっさりと言い放つ。
「どうせなら授業中にすればよかったかな。
 でも、密室で生徒と二人きりでいる時っていうのも、なかなかよかっただろう?
 思わず、誰でもいいから  なんて目の前の生徒をオカズに、教師らしからぬこと、想像していたんじゃない?」
 立ち上がったスザクは、ルルーシュから視線を離すことなくその背後に回る。
「先生って、男だけど美人だよね。
 これだけ美人なら、男でも誘われればその気になっちゃうかも」
 椅子に座ったままのルルーシュの肩を抱いたスザクは、黒髪の間からのぞいていた耳を軽く食む。
「俺だって、男同士なんて興味なかったけど。
 先生なら、悪くないなって思ったくらいなんだから」
 黒いフレームの奥で、スザクの大きな瞳が悪戯っぽく光る。
 首筋の、しっとりと汗に濡れた肌を一舐めすると、ルルーシュが背を仰け反らせ、息をつまらせる。
「……ん、ぅ」
 じんわりと汗の味が広がる舌先を、露出させた肩口に滑らせれば、ルルーシュが鼻に抜けるような声を漏らす。その甘さに驚いたのはスザクだけではなくて、当の本人は顔を赤くして唇を噛んだ。
 そうして耐えようとするルルーシュを試すように、スザクはルルーシュのシャツを脱がせながら、至るところへと唇を落していく。喉の奥に溜まった声がいつ口をついて出るのか、自然とスザクの口元が緩む。
 伸ばした手がルルーシュの下肢を探り、太股の内側に張り付けたローターのリモコンをみつける。
「……消してほしい?」
 無言で頷くと、しょうがないなぁ、とスザク。
 しかし、動いた指はスイッチを切るのではなく、段階を上げる方向へと動く。
「あ、ぁあ  っ」
 身体を内側から震わせると、ルルーシュがその場でびくびくと身体を震わせながら声をあげる。案外呆気ないと、しかし満足気にスザクはさらに、振動を強める。
「スザ……ク……やめ……ん、あ…ぁ  っ」
 ルルーシュの懇願とは裏腹に、内側から聞こえてくる振動音が大きくなる。
「許してって、先生何か悪いことでもしたの?」
 だったらお仕置きも必要だよね、と楽しそうに笑うと、スザクはルルーシュの座っていた椅子の前の机へと腰掛ける。
「まずは、先生の誠意を見せてほしいな」
 堪え切れない喘ぎ声にうっすらと空いたままの唇をなぞると、ルルーシュがスザクの言わんとすることを察して目を伏せる。


「ん……ふっ、んぅ」
 濡れた音に、ルルーシュの苦悶めいた声が混じる。
 机に軽く腰掛けたスザクのものを、膝をついて咥えるルルーシュの表情は険しい。後頭部に回されたスザクの手に、時折強くひきよせられて、奥までふくまされる。その度に、ルルーシュは咽こみそうになるのだが、スザクは容赦がない。
 自身の手で下ろすようにといわれるままにベルトをはずし、下着ごと膝まで落とされたズボン。露わになった太ももにはピンク色をしたローターのリモコンが、テーピングで止められている。これ以上ないほどの振動に設定されたリモコンからのびた線は双丘の奥へと飲み込まれ、ルルーシュの体内で規則的な振動音を放ちつつ、ルルーシュを内側から攻め立てる。
 まだ触れられてもいないにもかかわらず、ルルーシュ自身は透明な蜜を滴らせながら、先端を上へと向けていた。
「生徒のものをしゃぶって興奮しているの?
 それとも、玩具がそんなに気にいった?」
 辱めるような言葉をかけられて、ルルーシュは思わず涙ぐむ。
「いいね、先生のそういう顔ってすごい、そそられる」
 そう笑ったスザクは、小さく呻きながら自身を抜き放つと、ルルーシュの顔面へ向けて精を解放する。
 いきなり降りかかってきた熱いものに目をつぶったルルーシュだが、それが何か考えるまでもない。
「その顔、本当にいやらしいな」
 呆然としているルルーシュに、スザクは取り出した携帯ですかさず写真を撮る。メガネや、頬、口元にかかった白濁。半ば閉じた瞼の潤みと、うっすらと開かれた唇の濡れた感じが、写真を通しても生々しい。
 口元についたものすくった指を、そのまま唇の間へといれる。
 舐めて、と短いが有無を言わせぬ声に、ルルーシュは眉根を寄せ、俄かに沸きあがってくる吐き気を抑えてその指を舐める。
「でも、先生のもっといやらしい顔がみたいな」
 スザクに手を引っ張られるままに立ちあがったルルーシュは、そのまま机に手をつかされて慌てる。
「これ以上は……」
「学校でするの、初めてじゃないだろ?」
 震えているのは声だけではない。いい加減にしろと怒鳴ってスザクを突き飛ばしてやりたいのに、小さく震える身体はまるで動こうとしない。
「学校でするの、好きなくせに。
 この間、教室でした時なんて、自分から腰振ってもっと、もっと、って髪振り乱していたくせに  
 その時の動画残っていますよ、とスザクが携帯を弄り、ファイルを呼び出そうとする。
「も……いい加減に」
 勢い良く振り返った拍子に、ルルーシュがかけていたメガネがスザクの手に当たり、外れる。
 途端、ぼやけた視界。
 目の前のスザクの顔すらおぼろげで、ルルーシュは急いでメガネを探すが、立ったままではどこにあるのかわからずに中腰になって床を手で探る。
「先生って、本当に目が悪いんだ」
 伊達だと思っていた、と意外そうに呟くスザク。机の横にメガネを見つけ、ルルーシュは腕を伸ばす。
「仮にも恋人なのに、そんなこともしらなかったなんて。
 少しショックだな」
 あと少しというところで、スザクの足がメガネを踏みつける。
 パリ、と割れる音。
「あぁ、こんなところに。すみません」
 しらじらしく謝るスザク。愕然としながらフレームの歪んだメガネを拾い上げるが、一つのレンズはフレームにはまっておらず、残った方にも亀裂が入っている。もともとフレームのない華奢なタイプで、壊れやすかったのだ。
「あとで弁償しますよ」
「……結構だ。職員室に予備がある」
 ぶっきらぼうに返すと、ルルーシュはスザクから離れようとするが、ぐいと腕を掴まれて、そのまま壁に押し付けられる。
「眼鏡をしていても知的で綺麗だけど、外すといっそう美人だね」
 スザクの昂りを押し付けるように抱きつかれて、ルルーシュは戸惑う。
 一度は突っぱねた勢いも、はっきりと見えない視界の不安からか、衰えてしまっている。
「……枢木……んぅ」
 塞がれた唇。すぐに入り込んできた舌に奥まで蹂躙されて、ルルーシュは固く目をつぶる。
 手にしたメガネが落ちて、残っていたレンズが割れる音を聞いた。


「あ……や、っ……」
 つるり、と入りこんできた無機質な感覚に、ルルーシュが身体を仰け反らせる。
「あんまり動くと怪我するよ」
 つるを浅く出し入れしながら、スザクはルルーシュの腰を押さえる。
「ぁ……そんなの……いや、だ……っ」
「このメガネ、最近新調したんだ。
 使えそうだなぁと思ってさ」
 かけていると気づかなかったが、スポーツタイプのメガネは頭を挟み込むように固定されるため、耳にかけるためのカーブは極めて緩い。ルルーシュのものより格段に太い黒いフレームが、ゆっくりと後孔に沈んでいく。
 間違ってもひっかけないように用心しながら、どこまで押し入れられるかを探る。ゆっくりと出し入れを繰り返しながら、少しずつ押しいれていく。
「あ……んぅ」
 圧迫感や痛みではなく、むず痒いような違和感に、ルルーシュは眉根を寄せる。スザクの普段かけているメガネに犯されていると思うと、酷く後ろめたくなる。
「すごい。ほとんど埋まったよ」
 埋めたメガネのつるの先が、奥にはいったままのローターにあたり、メガネ越しにスザクの手に伝わる。
 ルルーシュのいい部分を探る様に擦りあげていくと、ある一点にフレームの先が触れた時、ルルーシュが鼻に抜けるような声を漏らす。ぶるぶると腰を震わせたルルーシュを見て、スザクは執拗に同じ部分を攻め立てる。
「気持ちいい、先生?」
「あ……ん、ぅ」
 首を振るルルーシュに、強情だなとスザクは思う。
 触れていないのに、頭をもたげているものをみれば、ルルーシュもやはり男なのだと思う。下半身はまた別の生物。それも、ルルーシュ本人よりもずっと素直な。
「こっちだけでいけるかな」
 ぷるぷると震えるルルーシュの腕が上半身を支えかねているのを見ながらも、煽る手は止めない。
「ひぁ……あ、も……」
 じと、と体中が汗ばみ、赤らんだ頬に涙が伝う。
 びくびくと震えた身体が硬直して、ルルーシュが果てる。
 力の抜けた身体を支えながら、スザクはゆっくりと時間をかけてつるを引き抜いていく。その感触にさえ、達したばかりだというのに、小さく震える身体。
「そろそろ、いいかな」
 ルルーシュの身体を窓際へ立たせる。
「ねぇ、まだ少しだけど、生徒が残っているよ。
 もし気づいたら、見られちゃうね」
 窓を覗き込むようにルルーシュの肩に顎を乗せるスザク。その言葉に、ルルーシュは青くなる。
「先生の表情だけで、何しているのかばれちゃうね」
 メガネのないルルーシュは、ぼんやりとした情景さえつかめない。校庭らしい薄茶と、緑の色。夕方だというのに、まだ赤らまない夏の空。そのくらいしか分からない。
「誰かに見られたら、俺だけじゃなくて、お前だって……」
「心配してくれるの? 嬉しいな」
 はは、と渇いた笑い声をたてると、ルルーシュの腰を引き寄せた手で双丘を割る。そして、ピンク色の線を飲み込んだ窄みへと、自身の先端を宛がう。
「い、いやだ  
 ルルーシュが拒絶の言葉を口にするが、スザクは躊躇することはない。
 ローターの入っている場所へと、自身を沈めていく。
 あまり慣らしていないそこはスザクをきつく締めあげるが、先端を飲み込んでしまえばあとは一気だ。
 入口のきつさが嘘のように柔らかな内壁を突き進めば、延々と振動し続けるローターが先端に当たる。
「……結構、すごいね」
 敏感な先端にローターの振動を感じて、スザクが息をつめる。
「あ……やぁ、抜い……て」
「しっかり咥えこんでおいて、抜いてもないでしょ、先生」
 窓に手をついているルルーシュの表情を窓越しにみつつ、スザクは抽送を開始する。まずはゆっくりと、ぎりぎりまで引き抜いては、奥まで押し込める動作を何度も繰り返していく。
 そのうちに、ルルーシュが口にする「嫌だ」の意味が、徐々に変わり始めるのを声音で察したスザクは、突き上げる速度を速める。
「あ……っ、ぅ  あっ」
 窓についた手は汗にぬれ、突き上げられるたびにきゅ、きゅ、とガラスを擦る音がたつ。
「ふ……ぁ、あ、や  
「いつもより、きついんだけど……もしかして、先生って見られて興奮するタイプ?」
 時折息を詰めながらも、スザクはなお言葉で煽る。
 からみつくようなきつさと、突き上げるたびに先端を刺激するローターに、いつもよりも絶頂が見えてくるのが早い。
「違……ぁ、ん……ぅ」
「違ってないよねほら、こっちもすごいよ」
 先走りでしとどに濡れたルルーシュ自身と、硬く突きあがった胸の突起をスザクの左右の手が同時に刺激する。
「スザ……ん、ぁあ  
 複数個所から同時に与えられる感覚に、ルルーシュが身悶える。
「……は、ぁんぅ」
 吐く息で白くなった窓ガラスへ頬を擦りつけるようにして、ルルーシュが声をあげて果てる。絶頂に震えるルルーシュの中で、根元からぐっ、と締めあげられたスザクも何度か腰を動かした後、その動きを止める
 脈打つ感覚と、奥に熱いものが広がる感覚に、ルルーシュは眉根を寄せ、果てた時よりはずっと小さな声で喘ぐ。
 その耳元で大きく息をつくと、スザクは身体を離す。抜け出たものを追いかけるように、放ったものがとろりと流れ出してくる。
「抜いてあげるよ」
 白い太股をさらに白い自身のものが伝い落ちるのを、まだおさまる興奮に煙る瞳で食い入るように見つめながら、ローターの線へと指をかける。
「ぁ……やぅ」
「嫌ならやめるよ」
 こんな時ばかりルルーシュの言葉を聞きいれ、手を離すスザク。
「スザク……も、終わりに……」
「どうしようかな。先生のここ、まだ物足りなさそうだけど?」
「おねがい……だから」
 肩越しに懇願されて、スザクは大仰に肩を竦める。しょうがないなぁと呟くと、今度は一気に線をひっぱる。
「うぁ……っ」
 勢いよく引き抜かれて、ルルーシュは声とともに窓ガラスに爪をたてる。
 途端振動音を大きくしたローター音が、ルルーシュの羞恥心を煽る。
 脱力気味にその場にしゃがみこんだルルーシュの頭上でローターの電源を落とすと、スザクがくすくすと笑う。
「先生の、壁についちゃっているよ。
 二回目なのにこんなにいっぱい出しちゃって  
 反論する力もなく、ただ荒い息が落ち着くのを待っているルルーシュを横目に、スザクはさっさと身支度を整える。ルルーシュのもので揺れた壁や床を取り出したハンカチで拭い取ると、ルルーシュの持っていたハンカチを受け取ると手早くその下肢をきれいにしていく。
「好きにシャワーを浴びられないのが学校の難点だよね」
「……だったら、しなければいいのに」
 したいことをしてすっきりしたのか、肩の力が抜けて気さくに話すスザクとは裏腹に、ルルーシュの表情と口調はまだ重い。
「しょうがないだろ。学校の外にはいつもSPがついているし。
 先生の家やホテルに行ったら、すぐに父さんにばれて面倒なことになりそうだし」
「そんなこというなら、なんで……他の生徒に見られるようなこと……っ」
「あぁ  誰もいないよ。
 ちゃんと確認したうえでやっているよ」
 自分の置かれた立場を考えたら当然だろ、とスザクは悪びれた風もなく同意を求める。
「先生のこと、ちょっと虐めたかっただけ」
「……ちょっと?」
 気色ばんで拳を握るルルーシュに、スザクはごめん、と慌てて謝罪の言葉を口にする。
「だって、先生って虐めるとすごくいい顔するんだもん。
 普段のすましたような先生の顔じゃなくて、恋人の俺だけが知っている、淫乱で少し被虐的な……あ、もちろんいいのは顔だけじゃなくって身体もとろとろに……」
「いい……それ以上言うな」
 頬を赤らめて顔を背けるルルーシュ。
「ねぇ、許してよ。大好きな先生に嫌われるのは悲しいな」
 メガネをはずしたスザクの表情は、目が大きいからだろうか、どこか幼い。不安そうに訴えられて、ルルーシュは山ほど用意していた文句の数々が頭の中で霧散していくのを、苦々しく自覚する。
「もうしないから」
 その言葉を何度聞いただろうと、ルルーシュはため息をつく。
 スザクの「もうしない」は当てにならないと、文字通り体に染み込んでいる。
「本当に嫌なら、拒絶して。
 そうじゃないなら、先生も素直に楽しんだ方が自分のためだと思うけど?」
 ぼんやりとした視界の中で、スザクがメガネをかけながら、にっこりと笑う。人懐っこい笑みに騙された、と思った時にはもう、拒絶できない程にスザクに心を奪われていて  
「ねぇ、許してくれる?」
 唇に触れるか触れないか、のところで静止した唇が、誠意のかけらもなく問うてくる。
 心ばかりか身体まで絡め取られたようで、背筋をかけのぼってきた痺れに似た刺激に、ルルーシュが小さな吐息を漏らしつつ目を瞑る。それを許諾と受け取ったスザクが満足げに歪ませた唇を、ルルーシュのものへとかぶせた。








 以前から自分の中のメガネ男子萌えに薄々感づいてはいたんですが、このたびその思いを実感させられました。

 
祝!メガネ祭!!!

 以前てい様が自サイトで生徒スザクと実習生ルルーシュの素敵話を書いてらっしゃいまして、自分でも実習生マンガを始めるぐらいには発奮してたんですが、真っ当な枢木もいいけど弱みを握って先生を脅す枢木も見たかったれすと言い垂れた所、本当に書いていただけました!!神の懐はかくも深く温かい・・・。
 ちょうど良いので1周年記念ということにしてふんだくりました。わーいわーい、ありがとうございます!!

 常々てい様には私の萌えツボと限りなくリンクする萌えネタを披露してくれまするな!と感服していたんですが、今回もいっぱい散りばめられていますよ、萌えツボが。
 外面はいいけど実は真っ黒な枢木とか、そんな真っ黒い生徒に調教され尽くされてる先生とか、
異物挿入放置プレイとか、顔謝とか、メガネ外すと近眼で「メガネメガネ」とやっさん状態のルルーシュ先生とか、一方の枢木は伊達メガネとか(見事に中の人繋がりですね)、ていうか先生を嬲るための伊達メガネとか、まさしく枚挙に遑が無い。
 生まれてきて良かった!!スザルル好きで良かった!!そんな萌えを充実させてくれる方がいらして本っっ当に良かった!!とこういう時につくづく思います。


 頂戴したスザクのフォロー設定にによると、伊達メガネなのはメガネかけたら大人っぽくなるかな?と年上のルルーシュ相手に背伸びしてるんですよとのことで、それを聞いた途端に愛らしく見えてくる枢木。
 挙句、例によって枢木の家庭環境などに思いをめぐらせ、きっとスザクは愛情不足で育ってて、息抜きする場も無くて、先生の前でだけ唯一素顔をさらせるんですね!などと言ってたら、てい様いわく
「本性があれならいっそ隠しておけって感じですね」と冷静なツッコミが、・・・・・・・それもそうだな・・・。

 枢木に本性をさらけ出されてしまったルルーシュ先生にはお気の毒でしたが、さらにたたみかけるように「ルルーシュはスザクが初体験で比較対象が無く、一度別れて他の男と付き合ってみても、
スザクでないと物足りない体になってそうです」とのことでしたんで、何だ、そういうことなら両思いで無問題ですね!

 さらにルルーシュを嬲っている時の枢木がどうしてこんなに素敵なのか、夏休みだし子供電話相談室に聞いてみたい、一人ぐらいスザルル腐の先生がいるかもしれないし、と沸いたことを言った所、「電話に出た相談員スザクがこんこんと説明しそうですね。
『電話じゃ伝わらないから、今からルルーシュ連れてそっちいくから!』的な」

 
どんな出血大サービス!!!!!

 ちなみに枢木相談員はルルーシュ全般の質問を担当してると思います。


 いつも気持ち悪い話題ばかりを振ってすみません、てい様・・・。おかげさまで萌えが随時充填されて助かっております。大感謝!!

 お忙しい中、素敵話を本当にありがとうございました!!



佐吉


20090721