注)

 間クロエ様から一期スザルルで「がっつり繋がってるお話」(間様談)を頂戴いたしました。本気の内容ですのでそこの所を踏まえてご覧ください。


















独り占めさせて(Full ver.)



※一期スザルル




今日は、俺もしてやる。
そう言われて思わず耳を疑った。
けれど、すらりとした美しい指がジーンズの前ボタンを外しファスナーを下ろそうとしているのは目の前で起きている現実だった。

戸惑いのあまり、
「え、あの、ルルーシュ……いいの?」
おずおずと確認すると、ルルーシュは顔を上げて真顔で、
「嫌なのか」
と尋ねてきた。

まさか!

こんな前代未聞の機会をふいにしたら、明日も明後日も一週間後も後悔する。
そう思い、一も二もなく返事した。
「ぜひ、お願いします」
なんで突然丁寧語なんだ? 口の端を吊りあげ可笑しそうに笑うと、ルルーシュは再び頭を沈めた。

この行為自体は初めてではない。
が、過去の事例はいずれも、激しく責め立てた後、快楽で訳が解らなくなった状態に陥った彼に強請ってしてもらったというパターンばかりだ。
こちらが頼む前に、進んで「してやる」などと言って来たのはこれが初めてだ。
巧いとは言い難い拙い舌技ではあったが、ルルーシュが自らに施された手順を頭の中でさらいながらたどたどしく唇を上下させる様は健気ながらも壮絶に艶めかしく、思い出しただけで胸が高鳴る。

敏感な部分が温かい粘膜に覆われる。弾力のある唇。柔らかく滑らかな舌。いずれの感触も極上のもので、陶然となりかけた。が、しばらく後に、幾つかの疑問符が頭に浮かんだ。
(あれ?)
舌の表側だけでなくより滑らかな裏側を使ったり、張り出た稜線を舌でなぞったり。それらは明らかに、自分が彼に接する際の方法とは、違う種類の動かし方だった。
思わずルルーシュの肩に置いた手に力が入る。
ふと、ルルーシュの口がそこを離れた。得意げな眼差しで、
「どうだ?」
と感想を問われる。素直に、いいよ、とは言えなかった。

「ねえ、ルルーシュ。それってどこで覚えたの」
問い質す声音が、つい、厳しくなる。
ルルーシュを感じさせられるのは自分だけだ。
ルルーシュの蠱惑的な媚態を目にしていいのは自分だけだ。
ルルーシュに触れていいのは自分だけだ。

だが、当のルルーシュはきょとんとした表情をした。
「え、それはネットとか本とか……」
言葉にしてみて、恥ずかしさを自覚したらしい。言いかけて顔を赤らめ口元を手で覆う。
その初心な様子に、漸く自分の思い違いを悟った。
吐いた息とともに肩の力が抜けた。
「なんだ、てっきり……」
「お前は違うのか」
柳眉が逆立つのを見て、失言を重ねてしまったことに気付く。

「おい、スザ……っ!」
文句を言おうとしたに違いないルルーシュの身体を強引に引き寄せた。
都合が悪くなる前に、達者な口を塞いでしまおうと。

*** ***

話は終わっていない。そう言いたいのか、ルルーシュは不機嫌そうに眉を顰めると首を振って口付けから解こうとした。それでも、膂力も「地の利」もこちらが上だ。この身体のことは誰よりも知り尽くしている。逃すまいと後頭部を掴んで再び唇を押しつけた。

侵入を許さない頑なな唇を、舌先で機嫌を取るようにくすぐってやれば、甘い声が鼻に抜ける。黒髪を捕らえているのとは逆の手でシャツをたくし上げ、素肌に滑り込ませると、それだけでルルーシュがびくりと身を震わせた。自分が仕立て上げた身体の反応の良さに思わずほくそ笑む。

でも、まだ。
まだ追い上げてはいけない。

滑らかな肌に覆われた背中を楕円状に撫で下ろす。何度触れても、彼の肌のきめ細かさには、感嘆せざるを得ない。同性とは、いや、同じ人間とは思えない。

怒気に硬くなっていた身体が弛緩していくのが、掌から伝わってきた。 閉ざされていた唇が緩んだ隙に舌を差し込み、一転、口内を蹂躙する。 逃げまどう舌を絡め捕り、吸い、知り尽くした弱点を嘗めあげる。

「んっ、ふ……」
切なげな喘ぎはルルーシュの葛藤の現れだろうか。 先程まで二人の身体を引き離そうと強くこちらの肩口を押していた腕には既に力は入っておらず、所在無く肩に置かれた両手は首筋に縋り付かんばかりだ。

唇を離す。漏れ出た溜息が放つ淫猥で物欲しげな響きに、自分も余裕が無くなっていくのを感じた。ルルーシュは意識的にそうしているのでない。演技ではない天然の艶だ。だからこそ余計に、一挙手一投足に煽られる。

「してもらうのもいいんだけど、やっぱり、するほうが好きだな」
今更ながらそう呟けば、ルルーシュに睨まれた。
「お前はっ」
ルルーシュはまだ少し怒ったような表情をしていたが、瞳はしっとりと潤んでいて、迫力には些か欠ける。むしろ挑発的なものを感じてしまうのは、こちらの受け取り方の問題なのかも知れない。

あやすように、髪に差し入れていた手をすべらせそっと頬を撫でる。仰け反った白い首にそっと唇を押し当てついばむ様に辿っていくと、触れている背中が更に撓った。

もつれ合うように、けれども彼の身体がどこにもぶつからないよう一応は気を配りながら、覆い被さる。手早く上衣の前をはだけさせ、アンダーシャツをたくし上げる。 現れた桃色の美味さを知っているがゆえその部分に奮いつきたくなる。逸る気持ちを押しとどめ、わざと敏感なその部位を避けながら音を立てて口付けていく。焦らされた身体に熱が籠もっていくのが見て取れた。

平らな胸の先端がふくりと尖ってくるのを確認した後、片方を指先でそっとつまみもう一方を口に含む。甘露な粒の持ち主の身体が大きく弾んだ。

「どこを触っても感じる。いやらしい身体」
舌先による乳首への刺激を続けながら、からかうように告げれば、膝が腹部を狙い繰り出された。が、たいしたスピードもないその蹴りは簡単に手でいなすことができた。
「図星を指されると腹が立つものなんだよね。君みたいにプライドの高い人は特に。ね、今一番触れて欲しいところは、どこ」
膝頭から内股に手を滑らせる。ズボンの下にある薄く繊細な皮膚は、たったそれだけの、布地越しの愛撫にすら震える。

けれども肝心な部分には決して触れてやらない。 ルルーシュは悔しそうに唇を噛んだ。 その仕草も表情も、そそるものがあったけれど、そんなに噛みしめては美しい唇が裂けてしまうのではないかと急に心配になる。

「ごめんね、意地悪だったね」

顎先から耳下にかけてそっと指で辿りながら、再び、唇を重ねる。割り入れた膝頭を脚の間に擦り付けてやる。やっと与えられた明確な刺激に細い身体が震え塞がれている唇から呻き漏れた。演技ではあり得ない恥じらいを多分に含んだ声に聴覚が満たされ、男性であるがゆえに隠しきれない肉体の反応に触覚が喜ぶ。

服に妨げられたくなくて上半身を剥けば、極上の白い肌が現れる。こちらだけ服を着ている状況のままだとルルーシュが後で不機嫌なのを知っているから、自分も手早く頭抜きに上半身を曝け出す。

初めてのときから、男にしては随分と感じやすいことに驚いた。
磨けば磨くだけ光る。
良質の玉のように上質な身体だ。
誰の手垢も付いていなければ、傷一つない。
分け入り痕跡を刻むたびに至上の喜びに満たされる。

ファスナーを下ろし、ズボンを引き抜く。肝心のものさえ出せばいいのかも知れないが、綺麗な脚が見たかった。
「あっ」
衣擦れの些細な刺激にすら感極まった身体はびくんと跳ねる。生地の薄い下着に包まれたその部分はありありと形を変え、先端を覆う部分には小さな染みができていた。

もっと。もっと深く感じて欲しい。滑(すべ)らかな内腿と下腹を、掌を広く使い丹念に摩る。柔らかい刺激で心と体の強張りを解せば荒かった呼吸が次第に整ったものへと変化する。が、それはただリラックスしたものではなく、中に艶めいた甘さが混じり、互いの耳に心地よい。

「……!」
漸く、布越しに敏感な部分に触れると、ルルーシュは息を詰めた。少しばかり硬度の下がったそれを円を描くように優しく撫でさすればすぐに硬さを取り戻す。指先で下から上になぞりあげる動作を続けると、張り詰めた彼自身はついに小さな下着では覆いきれなくなり、薄桃色の先端が顔を覗かせた。先端部の周囲を、中指で回すように擦りながら、意地悪く尋ねる。

「こういうのも君が調べた中にあった?」

当初の詰問すら手放したルルーシュがそのような問いに答えられようはずもなく、必死に喘ぎ声を飲み込んでいる。
「舐めてあげようか」
耳元で囁けば美しい瞳がぎゅっと瞑られた。して欲しい、と思っているのは確実だ。だが持前のプライドの高さゆえ、理性があるうちには頷けない。葛藤から醸し出される濃艶な空気に当てられ、答えを待ちきれず黒い下着を毟り取るように引き下げ、戦慄くそこに舌を絡めた。
「あぁっ、や……!」
ルルーシュの身体の中で、一番素直な部分だ。愛おし過ぎて、ふやけるほど舐めていたい。けれど、感じやすい彼は、そんなことをしたら本当におかしくなってしまうだろう。それを見てみたい気もするし、可哀想な気もする。それは恋特有の矛盾。

ルルーシュはこちらの過去の女性達(ひとびと)に思うところがあるようだが、甚だ見当違いの嫉妬だ。彼女たちに施された手管は所詮ベースに過ぎない。ルルーシュに触れるたび、いや、彼の姿を見るたびに、次はどこをどうしてやろうかという欲望が沸き上がる。艶かしい媚態を目にすれば、甘美な嬌声を耳にすれば、身体が自然に動く。

ルルーシュ以外の存在にこんな触れ方をしたことはないし、するつもりもない。
ルルーシュの身体はどこを含んでも甘い。
ルルーシュの放つ香りの全てが好きだ。
ルルーシュの発する声の全てが好きだ。

舌を伸ばし、見せつけるようにちろちろとルルーシュの先端を舐めた。けれど美しい紫の双眸は先ほどから強く瞑られたままだ。必死に声を堪え、広くはない肩が戦慄いている。意地を張る様子が可愛くて、つい苛めたくなってしまう。啼かないつもりなら啼かせてやろうと一心に犬や猫のように舐める。滲み出た苦みすら甘露に思えた。

包み込むように口に含み舌を蠢かせながら、後ろに這わせた指で入口を探ると、そこは語らない上の口よりも遙かに雄弁にその先にある快楽を欲していた。何度も繰り返したあの行為に進むために、指先で固い筋肉の扉を解していく。

根元を握り、茎をぬるりと舐め下げ、吸いながら勢いよく舐め上げる。そうやって前を追い詰め、もう一方の手指で後ろの弱い部分を攻めると、ルルーシュは短く叫んで達した。数度に分けて放たれた飛沫を一滴も零さないように吸い取る。

殊更音を立ててルルーシュの前から口を離し、わざと大きく喉を上下させ啜り取った体液を飲み込む様を見せつければ、横たわったまま荒い息を整えていた彼が手で自らの目を覆った。赤く染まった耳朶が愛らしい。

手早く潤滑剤を手に取り、解れ綻んできてはいるが残念ながら自ら濡れそぼることのない小さな蕾を人工的に濡らす。既にその部分が生み出す悦楽を知っているため、このような準備行為にすら互いの体温が上昇する。

太腿を割り膝を片手で押さえつける。傷つけないように慎重に濡れた指を埋め込み内部を慣らす。初めてのときとは違い指の挿入にも甘い疼きを訴えるそこにルルーシュの意識を集中させるために、逐一、内部の様子を言葉にして伝えれば、ルルーシュの身体がシーツに擦れさらに淫靡な音が室内に響いた。

頃合いを見て、そっと訊ねる。 「挿れて欲しい?」

『挿れるよ』という宣言でもなく、『挿れてもいい?』と伺いを立てるでもなく、ルルーシュに選択を委ねる。もちろん、ここまできて駄目だと言われても、大人しく止められるものではない。それでもあえて訊ねるのは、ひとつにはルルーシュの返す答えの内容に自信があるから。もうひとつには、明確に、欲して欲しいからだ。

必要とされたい。
彼と再会するまで、それを望んだことはなかった。
罪を犯した日から、贖罪の機会を逸した時から、そんなことを望んで良い人間ではなくなってしまった。

けれど、再び出会ってしまった。 「日本最後の首相の息子」という政治的な価値からではなく、ランスロットを最適に動かすためのパーツとしてでもなく、ただの「枢木スザク」を求めてくれる、かけがえのない人。

「もう……はやく……」
しろ、と弱弱しい声ながらも尊大な命令口調で訴えられ、人差し指、中指、薬指を引き抜いた。この、ルルーシュが折れる瞬間が好きだ。快楽に溺れることをよしとしない彼が、自尊心を曲げてまでこの身体を求めてくれるのかと思うと堪らなく嬉しい。

男だ女だという拘りは一線を越えた瞬間に霧消しひとつの確信へと変わった。こういった意味で、つまりは肌を重ね合わせる対象として、自分が欲していたのはルルーシュだけだったのだと。

下半身は既に手を添える必要すらないほどに張り詰めている。両手でルルーシュの細い腰を持ち上げるように支え、挿入した。
「んっ」
貫いた瞬間、彼が短く呻いた。が、一番張り出した箇所さえ通過すれば苦しいことは何もない。二人を待っているのは快楽のるつぼだ。上体を起こした正常位は動きの自由度が高い。恥じらい悶えるルルーシュを見下ろすのも絶景だ。ゆっくり、かさが入口に引っかかるように小刻みに腰を前後させる。
「ひゃっ――あ、あッ」
「いいね、もっと聞かせて……?」
聞かせてくれると嬉しい。心からそう告げれば、ルルーシュが堰を切ったように喘ぎ始めた。目の前がくらくらする。

入口の強い締め付けは、目の前のルルーシュ以外の何もかもを忘れてしまいそうになるほどに気持ち良い。見れば、初心な薄桃色をした「それ」は再び勃ち上がり先端が泣き始めていた。自分が与える後ろへの刺激がそうさせたのだと思うと、愛おしさと、高慢な彼を征服し潔癖な身体に自らの記憶を刻み込んだのだという満足感で胸が一杯になった。
「ルルーシュ」
何度も囁きながら、ゆっくりと腰を振り、快感に浸る。名を呼ぶ度に昂りを包むルルーシュの内壁がひくりと反応する。

少しでも長くひとつになっていたいと思うのに、ルルーシュの中があまりにも温かくいやらしいので、次第に腰の動きが早まるのを抑えきれなくなるのが常だ。本当の意味でルルーシュが欲しい。ルルーシュの全てを貪りたい。ルルーシュの中に全てを吐き出したい。

一緒に果てたくて、止めどなく溢れ出る蜜で濡れそぼったルルーシュ自身に手を伸ばす。掌に伝わる感触からルルーシュの頂点も近いことを確信し、強く彼を扱きながら中の弱い部分を突いた。

「あ、出るッ――」
がくがくとルルーシュの身体が揺れ、手の中で熱が弾けた。彼の白く引き締まった腹部に白濁が飛び散り、こちらの指にも伝い落ちた粘液が絡みつく。強い締め付けに促されるように己の欲望も迸りルルーシュの中を汚した。

名残を惜しみながら、なかなか硬さを失わない自分を彼から引き抜く。入口が、最後の一滴までをも搾り取るようにきつく締め付けてきて、到底一度では足りないと、いつも思わされる。本当にルルーシュの内部は気持ちがいい。女性器とは性質が違うというだけで、決して劣るわけではない。むしろもう自分はルルーシュだけで良いのだ。けれど、この想いを誤解なく伝えるのは難しい。

こんなに美しいルルーシュが比べるための「過去の誰か」を持たないまま、自分と再会し、このような行為を許してくれた。その事実が自分にとってどれほど嬉しく奇跡的なことかを、男である彼の自尊心を傷つけずに告げるのは至難の業だ。

抜き去った部分から、こぷりと、放ったものの残滓が溢れてくるのが目の端に映り、ぎゅっと胸が締め付けられた。いずれ掻き出さなければならないことは分かりきっているのに、ルルーシュを自分のものだと主張するための刻印が退けられてしまったようで寂しい。と同時に、沢山出してしまったことが少しばかり気恥ずかしい。際限なく湧き上がる欲望が、恐ろしくもある。

ルルーシュを抱くまでは、ひとたび出し終えれば我に返ってしまうようなセックスしか知らなかった。こんなにも抱き飽きない身体が、抱けば抱くほどに馴染んでいく身体があったことを、知らなかった。溺れそうで怖い。いや、既に溺れきっていることが怖いのだ。幸せになってしまうことが怖い。

「ルルーシュ」
震える声で名を呼び、乱れた呼吸を整えようと必死で酸素を取り込んでいる唇に齧り付く。薄く柔らかな舌をねっとりと舐め上げ、吸い出し、優しく食む。
「んっ――」
辛そうにひと声呻いた彼の腕がそっと背中に回されるのを感じて安堵する。溺れているのは自分だけではないのだ。でなければこんなことを許してくれるはずがない。都合の良い解釈に過ぎないのかも知れないが、今はそう信じたい。

ルルーシュが何か秘め事を抱えていることは確かだ。なんでも相談して欲しい。心からそう願っているのに、二人の立場が、背景がそれを許さない。だからこそ。せめて。この閨でのルルーシュだけは誰にも見せたくない。自分だけのものであって欲しい。

口付けを解き、覆いかぶさるように密着して体重を預ける。重いぞという文句を聞きながし、耳元でもう一度いいかと強請れば、慎ましい彼は息を飲んで絶句する。

拒絶の言葉がないのをいいことに、再び、膝を割り、指を絡める。
(この姿を、誰にも見せないで)
いっそ自分以外に反応しない身体にしてしまえたら、などと身勝手なことを夢想しながら、細い鎖骨に噛みついた。

2009年7月4日









 正統派スザルルの神が施しをくださいました!!!

 神の名は間クロエ様。御自身の国の統治(注・夏コミ修羅場)もお忙しいにも関わらず、飢えてる我が国を見かねて妄想援助をしてくださいました!!

 実は先日お話を頂戴した際、嬉しいな嬉しいなとランランしながらお礼を打ってて、その勢いで「今度はエロエロしいやつも見たいです」と図々しいリクをしてまして、さらにこのお話は間様のサイトでアップされていたお話で、自分から・・・という珍しい姿のルルーシュに非常に発奮し「続きは・・・続きはないのですかな!」と興奮丸出しのメールを以前送ったりしてたというのもあったんですが、なんと本当に書いてくださいまして、しかも夏コミ前でくそ忙しいこの時期に!!嬉しさを通り越して拝みたい気持ちです・・・。ありがとうございます!!!

 間様は限りなく本編仕様のスザクとルルーシュを描写してくださるお方なので、お話はもう、オフィシャルな二人が萌えなあれやこれやを展開してくれてるようにしか見えず、これってギアスの番外編だよねという気持ちでいつも拝見してます。
 何が言いたいのかというと、そんな間様がこのように濡れ場を書いてくださると脳内では本編の二人が音声付でいろいろ展開してくれてですね、だんだん読んでるうちに、あ、そうか、当初は想定してたけど尺の都合で削るしかなかったエピソードですね、分かります。・・・・・・そんなふうに自然に納得してる自分が気持ち悪い。

 ルルーシュって絶対こういうことしてるよね!というルルーシュを書いてくださって、ネットで一生懸命勉強とか、可愛すぎる・・・・。とりあえずマニュアルからのタイプですもんね。スザクのために・・・・と真剣に情報収集してる姿が目に浮かびます。それを背後でC.C.たんが呆れた目で見てるんですよねw。

 逆に枢木は「説明書は分からなくなったら読めばいいんだよ」(スクルド談)なタイプだと思うんで、おそらく彼の技術や知識は全て実地で叩き込まれたものだと思うんですが(収拾してる余裕もなかったろうし)、実はそんなことをほざいてたのもお話に取り入れていただきまして、何てものすごいオーダーメイド!!
 でも女性経験豊富なスザクは本当、頼もしくて良いです。それをルルーシュが気にするというオプションもつくので非常に美味しいと思います。ハアハア。

 そして丹念に前戯する枢木に
大・興・奮
 うちのスザクだともはや御奉仕?ナニソレ美味しいの?なんですけど、一期の頃の甘ったるいいちゃつき具合の二人ならありえる!R2のドエス丸出しの枢木が強烈だったのでそっちに引きずられがちなんですけど、一期の頃のスザクは温和な仮面の下に時折危険な本性をうかがわせてる所が奥ゆかしくて(?)また良いです。優しいだけじゃなくて時々出てくる言葉責めとかね、たまらんですね・・・・!!!

 一期だとスザク好き好きなルルーシュと、ルルーシュに溺れてるスザクを見られて楽しいですvv。特にスザクはその後に控える不穏な関係のことを思うと、どう変貌するのかしら・・・というドキドキ感もあって萌えがさらなる萌えを呼ぶ・・・。こんなに大事にしてたのに裏切られたらね、憎さ百倍にもなるよね。
 ・・・・・いい加減本編と切り離して考えろ、と自分でも思う。

 しつこいぐらいに何度も読み返してるんですが、読めば読むほどルルーシュは美しいし枢木は素敵だし、あああーーー幸せだ!!生きてて良かった・・・!!!

 間様、お忙しい中勝手なお願いをお聞きくださって、本当にありがとうございます!サイトの方も更新楽しみにしております!!



佐吉


20090712