注)

 男爵様から頂戴しました「幼少+ルルーシュ女体+しっかりどっきりどんどこいたしておるR18」(御本人の説明まま)

 本気の内容ですのでそこの所を踏まえてご覧ください。


















残酷なこどもたち



 親友だと思っていた相手に『好きだ』と言われた。
 自分も、『彼』が好きだった。だから同じ言葉を贈った。
 しかし彼の言う『好き』は少女が認識しているものとは天と地ほどにもかけ離れているものだった。
 想いが通じた証とばかりに少年は少女を押し倒し、少女の全てを犯した。

 ルルーシュは布団の中で居心地悪げに寝返りを繰り返す。
 表上は祖国ブリタニアの外交交流と銘打った留学として、実際は半ば人質扱いとしてこの日本の枢木邸へ送られてから早数ヶ月。ルルーシュは大きな問題を抱えていた。
 人質だからといって納屋に閉じ込められている訳では無い。家主である枢木ゲンブはあくまでルルーシュを『客人』として扱い、今居る部屋も格調の高い客間で、とにかく広い。
 大の大人が三人寝ても余りあるだろう布団も、必要最低限の物が置かれない凛として静まる和室も、当初かなり戸惑ったが何とか順応出来た。ルルーシュが眠れないのはもっと別の理由なのだ。
「今日も何とか大丈夫だったかな…さすがにもう来ないよな…」
 頬を押し当てるには少し硬い枕を見詰めながらゲンナリと溜息をつく。
 この枢木の屋敷に来て初めて体験したのは眩暈の覚える程の殴り合いだった。相手は枢木スザク。枢木ゲンブの一人息子で、先日までルルーシュの親友『だった』少年だ。
 お互いの出会いは最悪で、スザクはルルーシュを見るや否や突然殴りかかってきた。母親にさえ殴られた事の無かった箱入り娘ではあったが、生まれもっての気性で泣くよりも先に殴り返していた。そのまま殴り合いへとなだれ込み、大人に止められなければどちらかが倒れるまでそれは続いただろう。確実に倒れるのはルルーシュだったのだろうが。
 そうしてしばらくの間は顔を合わせればいがみあいが続いたが、広い屋敷に子供は自分達二人しか居なかった。何時の間にか喧嘩相手では無く遊び相手となり、果ては友人から親友になっていた。スザクは口よりも先に手が出るタイプだったが内面を知れば悪い奴では無かった。ただひどく不器用なだけで、出会い頭に殴ったのはどう接したらいいか分からなかったからだという。そのすっとんきょんな理由に思わず吹き出してしまい、他人へ向ける警戒を解いた。
 もとよりルルーシュには敵意が無かったので、スザクが殴るのではなく『遊ぼう』と言った時は妙に気が抜けてしまった。彼への最悪な印象は、時間と共に徐々に丸くなり、出来る事ならずっと親友でいたいと思っていた。以前までは―だ。
 喧嘩した訳では無い。スザクは日を追う毎にルルーシュに好意を寄せてくれている。しかしそれが最も厄介なのだった。
 ルルーシュが溜息混じりに何度目かの寝返りをうとうとした途端、ズシリとした重みが身体に圧し掛かる。
「ッ……!!」
「ルルーシュ。もう寝ちゃったか?」
 すでに聞きなれたあどけない声に、思わず悲鳴をあげそうになった。
「ス、スザク…!いつの間に…ッ」
「あ、良かった起きてた。寝てたらつまんないもんな」
 そう言いながらスザクは勢い良く布団を捲ると素早く潜り込み、満面の笑みでピッタリと寄り添ってくる。
「な…なんだスザクッ何しに来たんだ!」
「え?泊まりに来たに決まってるじゃん」
 今更質問する事か?と顔で尋ねながらルルーシュの肌の感触を確かめるかの様に膨らみ始めて間も無い胸に手を這わせてくる。
「ッ……こ、こら!そこ触るなッき、きみは…まだ部屋から出るなって言われてただろッ」
「そんなの、また抜け出して来たよ。あの糞親父、今度は窓にも外鍵かけやがって。信じらんねえ。窓割ったらすぐばれちゃうし、見張りのいないすきみて、窓ごとはずして逃げるのに、三日もかかったんだぞ!?三日『も』お前に会えなかった!」
 スザクは『も』をこれでもかと強調したが、ルルーシュにとっては『たった』三日の安息だった。
 彼の親は決して間違ってはいない。そうでもしなければこの有様なのだ。
「当たり前だろ!こ、こんな夜這いみたいな事ばっかりして、私達はまだ子供なんだぞ!君の親だって心配する!」
「心配なんて、俺やお前の為なんかじゃねーよ!親父はヘンタイだから、俺みたいにルルーシュとセックスしたいんだ。だから遠ざけようとしてるんだ」
「!!な…ッわけないだろ!!!」
 スザクのズケズケとした言葉にルルーシュの視界が羞恥でグラリと回る。そう、彼とはもう親友という関係からすっかり通り越してしまったのだった。

 数週間前、いつもの様にスザクと外の林で遊んでいたら彼に突然『好きだ』と言われた。ルルーシュもスザクが好きだったので、『私も好きだ』と答えると、彼は手放しに喜んだ。本当に嬉しそうな笑顔に何ともくすぐったい気持で笑っていたら唐突にキスをされ、あれよあれよと押し倒されてしまい―そのまま訳も分からず裸にされて早すぎる処女を奪われてしまった。
 信じられない行為に呆然としていたルルーシュにスザクは『好きだ』と何度も言いながらしつこくくちづけてきて。幼い膣に入っていた彼の性器がトクトクと熱を放っていた感触が生々しすぎて、ただただ痛くて熱かった。その後当然の権利で怒ったのだがスザクは『責任とってケッコンする』の一点張りで、ルルーシュどころか親までもを驚愕させた。
 元々七年後に決まっていたらしい婚約の儀をわずか十歳で済ませてしまったスザクは、その日からルルーシュから離れなくなった。
 ルルーシュも、半ば強姦まがいに作られた関係に大いに抵抗をしていたが、スザクの余りにも強引な『好きだ』という呪いの様な押しの一手に音を上げ、とうとう親友ではなく婚約相手として接する事になってしまい。朝から晩までスザクと一緒に居る羽目になった。
 そうして晴れて両想い(?)になった後、スザクは落ち着く所か元々いき過ぎていた愛情が暴走を始めた。
 キスは挨拶の様にされ、二人きりになれば身体に触れるのが当然になってしまい、一緒に風呂に入ろうものならばルルーシュがのぼせて倒れるまで離してくれないし、どこに居ても傍に居たがる上、仕舞にはトイレにまで一緒に入って来る始末で。
 そしてどこで覚えてのか『恋人同士がする』という信じられない行為をこれでもかと教えこまれてしまった。
 その後さすがに見かねた親のストップが入り、スザクは頭が冷えるまで自室へ閉じ込められた。ルルーシュも、部屋から出たスザクに会わない為にと屋敷の様々な部屋を寝歩くよう言い渡され、今などはダンスホールの様に広いこの客間をあてがわれている訳で。
 だがスザクは反省をするどころかあらゆる手段で部屋を抜け出してはルルーシュが何処で寝ていても必ずこうして探し出すのだった。
「一日中だって足りないのにさ、引き離すなんて頭おかしいんだ。俺達りょうおもいなのに」
「…ッ好き同士なら…相手を気遣う事も出来る…ッん!」
 ルルーシュの抗議はスザクのマーキングの様な頬すりに掻き消されてしまう。抵抗しようにも、何時の間にかガッチリと抱き込まれてしまっていて身動きすら取れない。
「こ…こらッ苦しいだろ…!」
「だって会いたかったんだ」
 切なげに、余りにも素直過ぎる一言に、ルルーシュの心臓がツキリと痛む。本音だけを吐くなら、ルルーシュだってスザクといたいと思っている。だがそれはこの関係を抜いてであり、彼の要求を全て応えていたら確実に身体が壊れてしまう。スザクの強すぎる愛情は、受ける側は身が持たない。
 スザクは言葉では足りないとでも言うように、これでもかとルルーシュの細い身体を締め上げると頬や耳に噛み付いてくる。抱きつくのすら物足りなくなると手当たり次第に噛み付くのだ。特に肩や腕は噛み心地が良いらしく、以前スザクがつけた歯形が未だ残っている程で。毎度の加減を知らないそれに痛いと怒ったが、聞く耳持たずでルルーシュの肌に幾つかの歯形を残すと最後に唇にガブリと噛み付いた。
「んッ!」
 一瞬粘膜に走った痛みと共に身を跳ね上げると、スザクは唇の表面をペロペロと舐め始めた。噛み付いたお詫びなどでは無く、「口をあけろ」という意思表示で、ルルーシュが従わなければ先程以上に噛み付くのだ。粘膜のむず痒さに耐え切れず思わず唇を開くとすかさず舌が入り込み、無防備だったルルーシュの舌に絡みつく。
「ぅん…ッ!んッんん!」
 スザクとのキスは今や日常茶飯事だが、普段のそれは挨拶代わりのごく軽く唇に触れるだけのものだった。だがこうして二人きりになったときにしてくるのはキスなんていう生易しいものではなかった。まるで食べる様な仕草でルルーシュの口内を味わっている。さすがに舌は強く噛まないのだが、痛みよりも性質の悪い震えに侵食されてしまう。
 スザクの舌に無理矢理誘導されたそれを唇で何度も何度も甘噛みされ、そのまま強く吸い上げられる。その度にルルーシュの腰にゾクリとした震えが走り、嫌でも心臓が逸りだす。これで嫌いならばまだ跳ねのければ良かったのだが、初めてスザクにキスされた時から不快では無かったのだからどうしようも無い。
 長いくちづけに翻弄される中、スザクの舌がツンツンとねだる様に舌先を突付いてきた。その仕草の意味を知っているルルーシュは火照っていた頬が更に赤く染まる。腹に残る抵抗心は、応えなかった場合の恥辱の数々を思い出し、羞恥心もろとも心底へとどうにか捻じ込む。逃げていた舌をおずおずとスザクの舌に絡め、戸惑い気に吸い返す。すると腰の震えが尚甘く疼くと共にスザクのくちづけも激しくなり、クチュクチュと生々しい水音が部屋を覆う。
 互いの舌を吸い合うくちづけは気持ちよさを通り越して、ただの眩暈しか感じない。余りにも濃厚なそれは今の二人の関係の様で性質が悪い。『まだ子供』だという後ろめたさはスザクに注がれた唾液をコクリと嚥下し、掻き消えてしまう。
 舌も唇も吸われすぎてジンジンと痺れ出した頃、スザクは漸く名残惜しそうに唇を離した。
「…ッ気が…すんだ…か」
「んな訳ないじゃん。まだベロチューし足りない。三日だぞ?あの糞親父三日も俺を閉じ込めてさ、風呂とか飯で部屋に出れたと思ったらお前隠すし、あと一日出るの遅かったら俺寂しくて死んじゃうとこだった」
 一度死んでマトモな頭に生まれ変わってくれないかというルルーシュの希望は言葉にする事は出来ずに喉の奥のみで呟く。スザクは舐める様なくちづけをルルーシュの顎や喉に落としながら荒く呼吸を繰り返す胸に手を這わせると顔を寄せ頬すりする。既に芯を持ち始めた突起が頬に擦れ、ジンとした甘い痛みが走った。
「や…ッそこ」
「ルルーシュの胸触りたかった…お前のここ舐めながら寝ないと安心出来ない」
「ど…このガキだ!もうさんざん、弄っただろ…!」
「そんなの、足りるわけないだろ。毎日ずっと舐めて触ってたい。」
 ただでさえ弄られ過ぎて過敏になってしまったというのに、そんな事をされたら乳首が腫れを通りこしてちぎれてしまうとルルーシュは慌てて首を振った。だがスザクは見向きもせずに慣れた手つきで胸元のボタンを外し、ルルーシュの胸を開く。既に痛い程敏感になってしまっている胸を晒され、ルルーシュが反応するよりも早くスザクは突起に吸い付いた。
「あ!!」
 遠慮も手加減も無い、粘膜の攻め立て。過敏な突起を音を立てながら吸い上げ、舌で舐め潰してはクチクチと歯を立てる。痛みすれすれの行為だったが、歯を立てられる度にルルーシュの身体に甘い電流が走り、悲鳴も鼻にかかる。堪らず彼の頭を掴むが引き剥がす力など無くただ縋りつく形で栗毛を掴んでいて。スザクは舐めていた突起を解放すると触れていなかった突起も同じように吸い付いた。
「ん…!!」
「ルルーシュ、乳首噛まれるの好きだもんな。俺が優しく舐めて吸うよりも、引っ張ったり噛んだりする方が気持良いんだ」
「ッ…!!ちがッぁ!」
 否定の言葉は、スザクに突起を強く吸われた事で掻き消される。先程散々弄られて赤く熟んだ突起も指で揉まれ身体の痺れが尚強くなった。スザクはルルーシュの悲鳴に眼を細め、指で弄っていた突起をつねるように引っ張りながら口内の突起に歯を立て音がする程吸い上げた。
「―――ひ!!」
 瞬間、強い痛みと共に焼ける様な快感がルルーシュを襲い、全身が硬直する。指先にまで痺れが走る毒の様な快感は、味わう度に身体がおかしくなった。スザクの髪を掴んでいた手は力なく項垂れ、腰には未だ慣れないドロリとした熱が絡み付いていてもはや睨む力も残っていない。こんな性質の悪い熱など今迄知らなかった。いや、彼と出会わなければ知らなくて済んだのだ。何とかその絡みつく熱を散らそうと荒く息をついていると、突起を解放したスザクにその呼吸を塞がれた。
「ぅ…んッ」
 吐息ごと飲み込まれる様なくちづけをされ、眩暈が尚ひどくなる。ぼやけた視界の中、それでもどうにかくちづけに応える。されるがままだけではスザクは満足しないのだ。絡みつく舌を吸い上げ、温かい口内を舐りあう。それすらルルーシュにとっては堪らない痺れと羞恥が襲ったが、必死で唇を吸い上げた。スザクは気が済むまで口内を舐った後、顔をずらし唾液まみれになっている胸へと唇を落としていく。赤く熟んだ突起を再び吸いながら片方を指の腹で転がす様に撫でられる。たまらず悲鳴を漏らすと、スザクは小さく喉を震わせた。
「…初めての時は、ただくすぐったがってただけなのに、今はちょっと弄っただけで乳首すぐ尖らせて、気持いい声出してんだ。子供のくせに乳首びんかんでやーらしんだ」
「!!ふざ…!だ…れのッ!せいで…」
「俺のせいに決まってんじゃん。だから、責任とって早くケッコンしてずっといっしょに暮らすんだ。ルルーシュの全部を俺のもんにするんだ」
 もう何度目か分からない決まり文句に、ルルーシュはゾクリとした震えに襲われる。それがどういう意味の震えだったのか分からなかったがルルーシュは悪寒なのだと思い込んだ。この状態をこれからも続けられる自信など正直全く無い。どうすればルルーシュの気持をスザクが理解してくれるのかと考えいる内に胸元を吸っていた唇は下腹部へと落りていて。慌ててその栗毛を掴む。
「ッ仮にも…結婚するなら、君はもう少し…ッ大人になるべき…だ!」
「そうだよケッコンする時は18歳で、もう立派なオトナだ。だから、何も問題無いじゃん」
「そういう意味じゃッ…今の…君が…あッ!」
 説得を続けようにも付け根の割れ目に顔を埋められ、ジクリとした疼きと共に声は悲鳴に変わってしまう。スザクはパジャマ越しから膨らんでいる割れ目に何度もくちづける。
「ッこ、こら…!そこは…ッ」
「俺ここ好き。柔らかいし、ルルーシュの匂いが一番分かるから」
 羞恥の余り邪険に頭を払おうとしたがまるで力が入らずにいて。スザクは膨らみに何度目かのくちづけを落とした後、ズボンを手に掻け下着ごと一気に引き摺り下ろしてしまう。とうとう裸にされてしまい、ルルーシュは慌てて下半身を隠そうとしたがスザクがそれを許さなかった。否応無い力で膝裏を掴まれ、腿を左右に割り開かれる。
「ッや…!!」
 何度そうされたかもう分からないのだが、それでも羞恥心が悲鳴を上げる。剥き出しの―しかもスザクに与えられた刺激により既に濡れ光っている割れ目を見られるのが恥ずかしくて仕方なかった。
「み…るな…!!」
「やだ。俺ルルーシュのここが見たいんだもん」
 スザクは膨らみに息が掛かる程に近付いて呟きながら、割れ目を左右に押し開く。
「ハハ。やっぱりヒクヒクしてた。穴ももうトロトロでやんの」
「ッ…!」
 スザクの嬉しそうな言葉はルルーシュの羞恥にとどめを刺すのに充分な効果で、堪らず膝を閉じようとしたがスザクの頭が先に割り入り、パクリと花弁を覆うように食まれてしまう。
「ひぁッ!!」
 最も敏感な恥部を舌で舐られる感触は、足元にこびり付いている理性だの倫理だのが形を成さなくなる程に消し飛ぶ。スザクの舌が花弁を舐り、震える膣口に舌先を差し込んでは内壁もクチュクチュと舐る。その強すぎる快感にルルーシュは高い悲鳴を上げながらポロポロと涙を零していた。
「あ!!…やッ!も…そこ…や、だ!」
「何で?気持良いんだろ。ルルーシュん中、俺の舌キューって締めてくる。お前のここ温かくて柔らかくて、そんで、お前の匂いが一番して、俺このままずっとこうしてたい」
 スザクは言葉では言い足りないというように何度も花弁に吸い付いつきながら身体の位置を変えルルーシュの顔に股間を向けるとズボンをずらす。
「ッ……!!」
 目の前に、勢い良く彼の雄が飛び出す。幼いながらも既に硬くそそり立っているそれは先端を濡らしながらヒクヒクと痙攣を繰り返していて。スザクは花弁に吸いついたままルルーシュの唇に熱の先端を押し付けた。
「ッう…む!」
 生々しいぬめりと熱い棒がルルーシュの口を何度もノックする。無理矢理入れるのでは無く、ルルーシュが『する』のを待っている。くちづけの様に。しかしルルーシュは未だ慣れないそれにあからさまに困惑してしまい。その戸惑いを感じ取ったのか、焦れたスザクが空いた手でルルーシュの後肛を撫で始めた。唯一犯されていないそこにすら最近スザクは執心を持ち始めていて、クチリと指を埋められた感触に、ルルーシュは悲鳴と共に慌てて目の前の熱を咥える。すると熱はビクリと痙攣しながら更に硬さを増していった。
「うんッんッ…ん」
 一度口に入れてしまえばもう後の祭りだった。ルルーシュは必死に熱に舌を這わせ、チュッチュと音を立てながら上下に吸い上げる。こうして咥えるのも、どこをどう舐めると良いのかも全てスザクに教えられた。スザクはルルーシュの行為に満足げに微笑むと、花弁の包皮を捲り、プチリと膨れた快感の芯を外気に晒す。その心もとない感覚にルルーシュはビクリと身体が跳ね、思わず口内の熱に縋る様に吸い付いてしまう。
「…ッ!ルルーシュ、吸いすぎ…。クリ出されるの好きだもんな?もうここ、ビクビクしてる…」
 スザクは快感で熟んだ翡翠を細めながら囁くとしこりきった肉芽にくちづけ、唾液でまぶす様に舐め上げた。
「んッ!!んッぅん!!」
 快感の芽を粘膜で舐られる感覚は余りにも強烈で、ルルーシュはくぐもった悲鳴を何度も上げながらスザクに強く吸い付いてしまう。そうするとスザクの腰が跳ね、舐っていた肉芽を吸いながら濡れた膣に指を挿し込み、内壁の弱い粘膜をも犯し出す。
「んん!!ん―ッんッ!!」
 口内は彼の熱で侵食され、弱い箇所を二点同時に攻められてとルルーシュの頭はショート寸前だった。それでも必死でスザクの熱を舐っていると、そこがえぐみのある先走りと同時にヒクヒクと大きな痙攣を始めた。アレが来るのだと思った瞬間、スザクに膣内をグリと抉られながら肉芽に歯を立てられる。
「――――ッ!!!」
 頭が真っ白になる様な刺激と共に口内に熱を放たれ、独特の苦味が口いっぱいに広がる。だがルルーシュはそれに抗う意識すら無く、押し寄せる快感にビクビクと痙攣を続けていた。
「ッぅ、ん…!!」
 ルルーシュの花弁に吸い付いていたままのスザクは精射の快感に小さく悲鳴をもらし、少女の尻に爪を立てながら縋りつく。その痛みと同時にルルーシュは口内の熱をコクリと嚥下し、喉の奥まで快感に犯されてゆく。 互いの荒い呼吸が響く中、ひときわ大きく息をついたスザクがゆっくりとルルーシュの口から熱を引き出し、身体をずらすと未だ痙攣を続けているルルーシュの肩に顔を埋めて折れる程に身体を抱き締める。
「ルルーシュ、ルルーシュ…」
 スザクはうわごとの様に呟きながら、ルルーシュの頬や唇、胸へとくちづけを落としていく。熟れきった突起へのくちづけにルルーシュはヒクリと跳ねたがもはや抵抗する力すらなく、ただ小さな悲鳴を上げるのみでスザクにされるがままになる。だが唇へとくちづけられると、無意識に吸い返していた。
 そうして無防備な身体を散々好きに触れられると、最後にうなだれた膝をスザクの肩にかけられる。スザクはルルーシュの唇に吸い付きながら、いきり立った雄の先端を花弁へと押し付けグチリと膣に押し挿れた。
「ッひ…!!」
「ッ…う…っく」
 痛みは薄れたものの、未だ慣れない膣の圧迫にルルーシュは無意識に中の熱を締め上げてしまう。するとスザクの腰がビクリと震え、小さな悲鳴が漏れる。
「ッちょ…ルルーシュ、締めんの…早すぎッ」
「…ッな…ことっ…しる…あッ!」 
 お返しとばかりに熱をグチグチと奥まで押し込められ、ルルーシュの身体に強い痺れが走る。互いに成熟しきっていないそこは、いくら行為をしてもまだ子供ができるまでには至らない。だが行為を重ねる度にルルーシュの体内は確実に変化していった。内壁を幼い熱で擦られる度に身体に走る痺れは甘くなり、切ない気持で押し潰される。ルルーシュの膣内はスザクの熱に捕らわれ、ジクジクと痙攣を続けていた。スザクは心地良さそうに溜息をつくと、ルルーシュの耳元にくちづける。
「オレ…こうしてる時が一番好き…。ルルーシュといっしょになったみたいになれる…」
「〜〜ッそんな…いう…な!」
「なんで?ルルーシュも好きだろ?気持ち良さそうな声だしてオレの締めてくる。なあ、今日こうしたまま寝ていい?」 
「ッ!!な…ッだめに…ッきまって…!」
 ルルーシュが慌てて腰を引かして熱を抜こうとした途端、スザクは少し強めに膣内を突き上げ、その動きを封じる。
「やッ!やめ…っ」
「ルルーシュが、抜こうとするからじゃん。それに…一番奥トントンされんの好きだろ」
「好きじゃな…あ!!」
 言いざま、再び熱を突き上げられ、悲鳴を上げる。スザクが熱を突き上げる度に先端が最奥の子宮口へとあたり、強い刺激を産んだ。これをされると、ルルーシュは頭の芯まで痺れが走ってしまう。確実に何かがおかしくなっている刺激にルルーシュは怖気が走り、無意識に腰を引かしてしまう。だがスザクは瞬時に察知し、今度は強く突き上げた。
「ひぁッ!!」
「ルルーシュ、今度…そうやって逃げたら…尻の穴にも挿れるからな…ッ」
「ッ!!い、いやだ…ッあ!!」
 抗議の声は、激しくなった抽送によって掻き消される。スザクの熱が膣内を摩擦する度に先端が子宮口を突き、激しい快感がルルーシュを襲う。
「やッあ!!あッ!」
 グチュグチュと卑猥な音と共に膣口からどちらのものともとれない液が溢れ、ポタポタと布団を濡らす。その音と中を突く熱とでルルーシュは頭がおかしくなりそうだった。
「ッス、ザ…!…もっと、ゆっくりッ…!!」
 悲鳴交じりの抗議を上げた瞬間、スザクに熟れた肉芽を摘み上げられ、その強すぎる快感に言葉もろとも掻き消される。
「もっと、してって言えよ…ッでないと、やめてやんないぞッ」
「ッな…あ!!あっあッ!」
 脅しの様な言葉と共に熱の突き上げが更に激しくなり、ルルーシュの悲鳴に嗚咽が混じっていく。敏感な子宮口を執拗に突かれながら肉芽を潰すように揉まれ、ルルーシュは何度も意識を手放しかけていた。もうこの刺激から解放してほしい。眠らせてほしい。過ぎた快感は幼いルルーシュには苦痛でしかなかった。
「あッ!あッ!もッ…してッ…!」
 朦朧とした意識の中、それだけをやっと言うと、一瞬動きを止めたスザクに唇を思い切り噛みつかれる。そのまま雄をことさら強く最奥へと突き上げられ、憤っていた熱が爆ぜた。
「ッ――――!!」
 弾ける様に熱が放たれた瞬間、ルルーシュの脳が真っ白に焼け焦げる。指先まで痺れる様な刺激がルルーシュを襲い、息もせず中のスザクを締め上げた。
「ッん…っ…!!」
 苦痛を帯びたスザクの悲鳴が耳に入ったが、何も考えられずにいて、程なくしてルルーシュの意識はプツリと途切れた。

  ※※※

「ぅ…んぅ…」
 重苦しい倦怠感の海に浸かっていたルルーシュは覚えのある息苦しさで意識を呼び起こされる。眼を開けると案の定スザクがくちづけていた。
「やっと起きた。お前、やっぱこうしないと何しても起きないんだもんな」
 至極上機嫌に呟いたスザクは圧し掛かる様にルルーシュを抱きしめると、当然の様に肩口に噛み付いてくる。
「……スザ…痛いって…」
「だってお前肌ツルツルしてるから、噛むの気持良いんだ」
 もう何度繰り返したか分からない不毛な問答に、ルルーシュは内心大きな溜息をつく。肩どころか全身のいたるところが痛い。特に下半身や、花弁付近はジクジクと疼いていた。
(また…寝てる時に噛んだな…ッ)
 ルルーシュは一度眠ってしまうと朝になるまで起きない。否、疲労が強すぎて朝まで起きれないのだ。そういう時にスザクがそばにいると、起こす為にとんでもない悪戯をしてくるのだった。気のせいであってほしいのだが、花弁どころか何故か後肛まで痛かった。
「お前…まさか後ろまで触ったのか…ッ?」
「うん、何が?尻の穴はまだ挿れてないよ。オレの入るか指でちょっと調べただけだよ。別に平気だろ?」
「ッ大問題だッ…!!この際…だから言っておくが、君のする事は異常…ッ」
 最後の足掻きでもある説教を、くちづけで封じ込まれる。怒鳴る為に出していた舌を強く絡み取られながら胸の突起を強く摘まれる。
「―――ッ!!んッ」
 ルルーシュの怒りもろとも、スザクに与えられる毒の様な痺れに犯され、脳がとろけていく。
「オレ、別に変じゃない。お前が好きなだけだもん。全部知りたいだけだ。お前の中にオレが知らないところがあるのが嫌なだけだ。だから、変じゃないからな…!」
 くちづけの合間、スザクが吐き出した言葉に、ルルーシュの胸が再び鋭い痛みで悲鳴を上げた。全ての行為が強引で、自分勝手でもスザクの根源の感情は痛ましい程に純粋だった。多分、それをどう表現すればいいのかが分からない中、ゆがんだセックスの知識を覚えてしまっただけの事で。
 ―それが見えてしまっているから、ルルーシュは全身で拒絶が出来ない。だがそれにも程度がある。
「スザク…、分かったから、今日はもう寝よう。君も部屋に帰れ…」
「やだ。このまま泊まる。それにお前の中おれのザーメンいっぱい出しちゃったし、掻き出さなきゃ。まだケッコンできる年じゃないのに、先に子供ができちゃうのはやっぱまずいもんな?」
「ッば…!馬鹿な事言うなッ泊まったらまた君の親に…ッというか子供がいくらしても妊娠なんてしないんだよ!」
 言ってしまった後、ルルーシュはしまったと口を押さえ青褪める。スザクのセックスの知識は極端に曖昧で、初潮や生理を知らないでいた。
「何だそれ、どういう事?子供でもセックスすると妊娠するんじゃないのか?じゃあお前ともっとしても平気って事?」
「ち…ちがッ!!こ、こら!だからそこは触るなってッ」
「やだね。お前が教えてくれるまで、ここいじってやる」
 いつの間にか尻に伸びていた手が後肛を探り、狭い入り口に指をグリグリと押し入れられる。ルルーシュはそのこじ開けられる圧迫感に悲鳴を上げた。観念して打ち明けてしまえば今まで以上に行為が増え、本当に身体がおかしくなる。だが言わなければ唯一守っていたモラルすら犯される。それを天秤にかけるには、今のルルーシュは身も心も疲れすぎていた。そうしている間も後肛に入ってきた指は内壁を擦るように刺激しだしていて。えもいえぬ感覚にルルーシュが悲鳴を噛み殺していると、焦れたスザクが再び唇に噛みつかれてしまう。

 少年が向けてくる感情は、ひたむきなのには変わり無い。だがその形は少女の手に負える代物では無い。それも分かっているのだが、ルルーシュはこのいびつな愛情から逃れる術が無かった。 
 残酷なまでに純粋なこどもの愛が、よどんだ迷路で渦巻いている。その迷路の出口は未だ見えない。





尻切れトンボエンド






佐吉さん、お誕生日おめでとーございまっす!!

 以前佐吉さんが書いておられた幼少スザルル小さな恋のメロディの余りのかわゆさに落雷を受けてこの対になる裏話を書きたい!可愛いスザルル書きたい!主に幻想と倒錯のカオスである可愛いスザクを!!と思って書き出したのですが余りにも別次元の幼少スザルルになってしまいました。もはや対の話ですらなくなった上に物凄い犯罪ものになったような気が…。(ナナリーが…いない…)

 その上無駄に後日ストーリーがどんどん浮かんでしまいあの後見かねた親がルルーシュを極秘でブリタニアへ返してしまって親同士が勝手に子供達はやっぱ結婚寸前の七年後に会わせよう!って事になって体調崩したルルーシュはされるがまま実家に帰ってその後スザクが一人でブリタニアへ来たりとかしてもタイミング悪く会えない+ルルーシュの意思で会わない(会いたくない訳ではないけれど、今会うとまた同じ事の繰り返しだ!とか、お互いもっと時間が必要だ!とか勝手にグルグル考えて出した結果)とかですれ違いが続き、何やかんやと七年後再びルルーシュが日本にゆくまでお互い会わずにいたらスザクはすっかり性格の歪んだキチ害ドエスにメタモルフォーゼしてしまっており、自分を見捨てた(と思ってる)ルルーシュに可愛さ余って憎さ百万兆倍とばかりの勢いの愛憎を持っておって、でも外見はマトモなイケメンなので大人の顔を装ってルルーシュが安心して気を許したところで精神的&性的復讐を開始!ルルーシュ絶叫!阿鼻叫喚の肉祭りだ!性の混沌だ!とかそんな。だがしかしそれもこれも(物心ついたころから母親とか甘える対象がいなかったとかで)スザクが愛情に飢えすぎていた結果で、(幼い頃の過ぎたにゃんにゃんもセックスすれば大人になれる!+身体の関係持てばルルーシュと深い絆をもてる!という子供じみた短絡的な考え)散々性的拷問を受け続けていたルルーシュがあるきっかけでスザクの歪んだ孤独に気付いて自分がした(故意に会わないでいたとか)過ちに気付いてやっとスザクを受け入れようとするけどスザクは「どうせまた俺を捨てるんだろ?」の殺し文句でルルーシュと心のすれ違い!思った以上に深かったスザクの闇にルルーシュも答えが見出せず二人で泥沼!を続ける内にそれが一つの哲学となり、末に性とエロスの狭間にある理論を完成させ、後にルルーシュはエロス・エンペラーと称号されるようになるとかラストに到っては考えていないもんだからこんな訳の分からないものになりましたがとりあえずドロドロを思いついてわあ!何て最高のドエスドエム両想いだろう書きたい!と思ったのですがそんなの今書いたら10年たっても終わらないと思ったので勝手にここでネタを吐き出して満足しておきます。ある哲学者の格言で『いい嫁をもらうと幸せ者になる。悪い嫁をもらうと哲学者になる』という言葉が凄いスザルルだな!と思った次第で御座います。スザクはルルーシュと居れて幸せ!ルルーシュはスザクのカオスに触れ、キチ害の闇を知り、学び、哲学者となる。別にそんな深いものなど一切考えておらずただ昼ドラなみにドロドロしている話+エロっていいですよねと思っただけです。それがスザルルなら尚の事!何はともあれこんなうっとうしいお礼で失礼しました!うわーつーか最後のコメントが長い!







 暗黒のニブルヘイムに
神☆降臨!!

 こないだボンヤリと誕生日を迎えた所、思いがけなくもスザルルの神様男爵様から素敵すぎる贈り物を頂戴いたしました。心の底からありがとうございます!!!!!
 サイト閉鎖された時は「もう新作が読めないのだ・・・!」とルルーシュが召された時レベルに凹んでいたので、何かもう、どこから喜んで感謝していいのか分からないぐらい感極まっておりまして、なんつうかもうホント
生きてて良かった・・・・!!!!!
 正直な話、明日死んでも悔いは無いので、突然白い死神がやってきてもいいよいいよオイラの魂狩っちゃって、と快く首を差し出せます。スザルル同人誌は一緒にお棺に入れてくれ、とおくりびとにお願いしないと。

 男爵様のスザルルが再び読めただけでもありがたいのですが、子スザルルで農耕・・・じゃない、濃厚な本番まな板ショーというサービス満点ぶり。健気で愛らしい子犬でいながらもすでに狂犬の気配を漂わせている子スザクが可愛らしくも空恐ろしく、付き合わされるルルーシュには気の毒なんですが、置いてけぼりの子スザクのことを思うと本国に逃げずにこのまま一緒に生活していても良かったのになと思います。寿命は・・・縮むかもしれませんが、スザクも成長すればある程度は加減するのではないかと。そういう意味だと容赦ないあれやこれやは子供ならではの特権ですね。素晴らしい。
 本編の子スザルルのいちゃいちゃもさることながらあとがき部分の設定だけでもご飯40杯は軽いです。そんなになっちゃうんだ・・・・!どうしよう、描きたくなって・・・ゲフゲフ。
 どっから救済すればいいのか分からないようなドロドロに煮詰まった恋愛模様が大好物なわけでして、ホントにごちそうさまです・・・!!!ああもう、子スザクに追っかけられて逃げ回ってる子ルルの姿も妄想すると可愛らしいし、再会した後のスザクとルルーシュのあれやこれやを妄想するだけでも・・・・・オーイ母さん、おひつでご飯おかわり!

 男爵様のお話は文章も設定も人物も表現も何から何までが痒い所に的確に手が届く理想的スザルルそのものなので、ルルーシュに萌えるのは当然としても男爵様の書かれるスザクが本当に大好きです。このタイミングなら言える、
うちのスザクは男爵様のスザクをリスペクトしている。男爵様のスザクを目指して日々精進してるんだ。がんばれ枢木。いつか巨匠と呼ばれるその日まで。

 こんなに誕生日が嬉しかったことは生まれてこのかた無い・・・(ことさら不幸だったわけでもないが、誕生日はうっすら祝っていただけだったので)。生まれてきて良かった!スザルルが好きで良かった!!

 男爵様、お忙しい中貴重なお時間を裂いて素敵な萌えを提供してくださいまして、本当にありがとうございます!!!


佐吉


20090404